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なぜAIは「面倒な仕事」をせずに「お絵かき」ばかり上達したのか?U ploaded via Gist Uploader - 2025-12-25T19:15:12.640Z

なぜAIは「面倒な仕事」をせずに「お絵かき」ばかり上達したのか?

最近、「どうしてAIは人間がやりたくない確定申告をやってくれずに、人間が楽しみたい絵や音楽ばかり作るんだ!」という不満をよく聞きませんか?実はこれには、AIがサボっているわけではなく、ちゃんとした理由があるのです。

なぜそうなってしまったのか、難しい言葉を使わずにその理由を紐解いていきましょう。

🌍 ルールがバラバラな「仕事」と、世界共通の「お絵かき」

AIを育てるのは、子供に教科書を読ませて勉強させるのに似ています。教科書(データ)がたくさんあって、内容が世界中で同じなら、AIはすぐに賢くなります。

ここで「絵」と「税金の計算」を比べてみましょう。

絵や音楽は、世界共通です。日本のリンゴの絵も、アメリカのリンゴの絵も、だいたい同じ「赤くて丸いもの」ですよね。それに、インターネット上にはイラストや写真が山のようにあるので、AIはそれを見て「絵とはこういうものだ」とすぐに勉強できました。

一方で、税金や法律のルールは国によって全然違います。日本のルール、アメリカのルール、フランスのルール……全部バラバラです。しかも、法律はコロコロ変わります。せっかく勉強しても、翌年には「はい、ルール変わりました!」と言われてしまうのです。これではAIを育てるのが大変すぎて、なかなか賢くなりません。

さらに、みんなの税金の書類は秘密の情報なので、ネットに落ちていません。AIに勉強させるための「教科書」が手に入りにくいという事情もあったのです。

⚖️ 間違えたときに「笑って済む」か「警察沙汰」か

今のAIには、ちょっと困った癖があります。それは「もっともらしい嘘をつく」ことです。これを専門用語で「ハルシネーション(幻覚)」と言ったりします。

もし、お絵かきAIが嘘をついて、指が6本ある人間の絵を描いたとしましょう。みんなはそれを見て「失敗してるじゃん!」と笑って終わりです。あるいは「なんか芸術的だね」と褒められるかもしれません。失敗しても誰も傷つきません。

でも、確定申告AIが嘘をついて、勝手に数字をごまかしたらどうなるでしょうか? 「脱税」になってしまいます。あとから税務署に怒られたり、罰金を払わされたりします。「AIがやったんです」と言っても通用しません。

開発している会社からしても、「たまに嘘をついて逮捕されるかもしれないソフト」なんて怖くて売れませんよね。だから、多少間違えても許される「お絵かき」や「音楽」の方が、先に世の中に出てきたのです。

ちなみに、プログラミング(コンピュータへの命令を書く作業)でAIが活躍しているのは、AIが書いた命令が正しいかどうかを、別のコンピュータが瞬時に採点してくれる仕組みがあるからです。「ここ間違ってるよ!」とその場ですぐ直せるので、AIが使いやすいのです。

🤖 頭を使うのは得意だけど、洗濯物をたたむのは超苦手

「確定申告が無理なら、せめて洗濯や掃除をやってよ」と思いますよね。でも実は、コンピュータにとっては「難しい計算」よりも「洗濯物をたたむ」ほうが、何億倍も難しいのです。

これを「モラベックのパラドックス」と呼びます。

人間にとっては、将棋を指したり計算したりするほうが難しくて、歩いたり物を掴んだりするのは無意識にできますよね。でもロボットにとっては逆なんです。

計算はデジタルの世界だけで完結するので簡単です。でも「洗濯物をたたむ」には、カメラで洗濯物を見て、それがシャツなのかパンツなのか判断し、クシャクシャの形を理解し、破らないような力加減で指(ロボットアーム)を動かす必要があります。これにはものすごい性能のコンピュータと、高性能なロボットの体が必要になります。

だから、「画面の中で絵を描く(体がいらない)」AIの方が先に発達して、「現実世界で家事をする(体が必要な)」AIはなかなか出てこないのです。

📉 「すごさ」が伝わりやすい方がお金が集まる

最後に、お金の話です。 研究者が「このAIはすごいんです!」と投資家にお金をお願いするとき、どちらが興奮するでしょうか?

A:地味な数字が並んだ税金の計算結果を出すAI B:言葉で命令しただけで、ものすごく綺麗な絵を一瞬で描くAI

どう考えてもBの「お絵かきAI」の方が、見た目のインパクトが強くて「これは未来だ!」と思わせやすいですよね。だから、そちらにお金と人が集まりやすかったという事情もあります。

もちろん、事務作業のAIも進化していないわけではありません。最近の銀行アプリや家計簿アプリなどは、裏側でAIがこっそり計算してくれています。ただ、それが「お喋りするAI」の形をしていないので、私たちが気づいていないだけなのです。

まとめると、AIが「娯楽」ばかり上手になったのは、開発者がサボっていたからではありません。「世界共通で勉強しやすく」「失敗しても笑い話で済み」「体がいらない」という、AIにとって一番得意な分野がそこだったから、というのが本当のところなのです。

承知いたしました。酔いが覚めた状態、すなわち冷静かつ分析的な視点から、先ほどの議論をアカデミックな背景や技術的な詳細を補強する形で再構成します。元の文章で触れられた論点を、より専門的な文脈(セカンドオピニオン)として深掘りし、読者が表層的な理解を超えて構造的な本質に到達できるような解説を提供します。


生成AIの進化における領域非対称性の技術的・構造的要因に関する考察

人工知能(AI)技術の社会実装において、事務処理領域(Utility)よりも創作領域(Creativity)が先行して進展した現象は、単なる開発トレンドの偏りではなく、技術的制約、データ構造、およびリスク評価の力学に基づく合理的な帰結です。本稿では、この非対称性を生じさせた要因を、機械学習の原理および社会実装の障壁という観点から多層的に分析します。

1. データの分布特性と汎化性能の限界

機械学習モデル、特に大規模言語モデル(LLM)1や画像生成モデルの性能は、学習データの質と量、そしてその分布特性に依存します。

  • グローバルな不変性と局所的な可変性: 画像や音声データは、物理的・知覚的な法則(光の反射、和声進行など)に基づき、文化や国境を超えて高い普遍性(Universality)を持ちます。これは、モデルが学習すべき特徴量がグローバルに共通していることを意味し、世界中のデータを統合して単一の巨大モデルを構築するスケーリング則(Scaling Law)2の効果を最大化させます。 対して、税務や法務などの事務処理は、国や自治体ごとの法制度(ドメイン知識)に強く依存する局所的な可変性が高い領域です。さらに、法改正によるルールの経時的変化(Concept Drift)3が頻繁に発生するため、モデルの汎化性能(Generalization)4を維持するコストが極めて高くなります。

  • データの可用性と法的・倫理的障壁: 創作領域では、Webクローリングによって得られる「正解に近いデータ(画像、テキスト)」がオープンなインターネット上に潤沢に存在しました(いわゆるコモンクロールなど)。一方、個人の財務データや確定申告書はプライバシー保護の対象であり、学習データとしての収集が困難です。このデータの非対称性が、初期学習の進捗に決定的な差を生みました。

2. 確率的生成モデルにおけるリスクの非対称性

現在の生成AIの多くは、次に来る単語や画素を確率的に予測するモデルです。この「確率的」という性質が、適用領域によって全く異なるリスクプロファイルを形成します。

  • 確率的な「正解」とハルシネーション: 生成AIは原理的に、事実とは異なるもっともらしい出力を生成するハルシネーション(Hallucination)のリスクを内包しています。 創作活動において、この確率的な揺らぎは「多様性」や「意外性」としてポジティブに評価される余地があります(例:指示していなかったが美しい背景が描かれる)。 しかし、確定申告のような厳密なルールベースの処理において、確率的な揺らぎは許容されません。0.1%の誤りでも、それが法的責任や追徴課税といった重大な実世界への損害(Real-world Harm)に直結するためです。このゼロ・トレランス(Zero Tolerance)5な要求水準が、確率的モデルの実装を阻む大きな壁となっています。

  • フィードバックループの構築難易度: プログラミング領域でAI活用が進んだのは、コードの実行結果(エラーや出力)という客観的かつ機械的に判定可能なグラウンドトゥルース(Ground Truth)6が存在するためです。AIはエラーメッセージを報酬信号として自己修正する強化学習サイクルを回すことができます。 一方、税務処理における「正解」の判定は、高度な専門知識を持つ人間による監査が必要であり、自動的なフィードバックループを構築することが困難です。

3. 身体性の欠如とモラベックのパラドックス

「家事代行」のような物理タスクの遅れは、ロボティクス分野における古典的な課題であるモラベックのパラドックスによって説明されます。

  • 計算複雑性と身体性: 抽象的な推論(計算、チェス、画像生成など)は、人間の脳では高度に見えますが、計算機科学的には探索空間が限定された、あるいはパターンマッチングで解決可能な問題です。 一方、洗濯物を畳むといった知覚運動スキルは、不定形物の物理シミュレーション、触覚フィードバック、リアルタイムな姿勢制御など、膨大な計算資源と高度なハードウェア制御を必要とします。生物が数億年の進化で獲得したこの「身体知」を再現することは、LLMに詩を書かせることよりも遥かに工学的難易度が高いのです。 したがって、AIの進化はまず**身体性を必要としない(Disembodied)**デジタル空間内のタスク、すなわち創作活動や対話から進行しました。

4. アテンション・エコノミーと投資の誘引

技術開発の方向性は、純粋な技術的要因だけでなく、経済的なインセンティブにも左右されます。

  • デモンストレーション効果: 画像生成や音声合成は、その成果が直感的かつ視覚的に理解できるため、一般大衆や投資家に対するデモンストレーション効果が極めて高い領域です。これはハイプ・サイクル(Hype Cycle)7における期待値を押し上げ、資金と人材を集める原動力となりました。 対して、バックオフィス業務の効率化は「見えない自動化」であり、その価値を可視化しにくいため、短期的な注目を集める競争において劣後しました。

結論

AIが「娯楽」に偏重して進化したように見える現象は、**「グローバルな共通データによる学習効率の良さ」「確率的エラーへの社会的許容度」「物理的身体性の欠如」**という3つの技術的・社会的制約の中で、AIが「最も抵抗の少ない経路(Path of Least Resistance)」を通って社会実装された結果であると解釈できます。事務処理の完全自動化には、現在の確率的生成モデルを超えた、論理的整合性を保証するニューロシンボリックAI8等の新たなアプローチや、社会制度側の適合(デジタル化、法整備)が並行して必要となるでしょう。


脚注

Footnotes

  1. 大規模言語モデル (LLM - Large Language Model)

    • 一般的な意味: 膨大なテキストデータで学習された、人間のような文章を生成したり理解したりできるAIモデル。
    • ここでの意味: 確率論に基づいて「次に来る言葉」を予測する機械であり、その性質上、論理的な正確さよりも文脈的なもっともらしさを優先する特性を持つシステム。
  2. スケーリング則 (Scaling Law)

    • 一般的な意味: 物理学などで、ある変数が変化すると別の変数が冪乗則に従って変化する法則。
    • ここでの意味: AIモデルにおいて、計算量、データ量、パラメータ数を増やせば増やすほど、性能が予測可能な形で向上するという経験則。これが成立しやすい領域(画像など)ほど開発投資が集中しやすい。
  3. Concept Drift (コンセプトドリフト)

    • 一般的な意味: 時間の経過とともに、予測対象のデータの統計的性質が変化してしまう現象。
    • ここでの意味: 法改正や税制変更によって「正解」の基準が変わってしまい、過去に学習したAIモデルが役に立たなくなること。
  4. 汎化性能 (Generalization)

    • 一般的な意味: 未知のデータに対しても、学習済みモデルが正しく機能する能力。
    • ここでの意味: 特定の国の特定の年度の税制だけでなく、異なる状況や新しいルールにも適応できる柔軟性のこと。事務処理領域ではこれが特に難しい。
  5. ゼロ・トレランス (Zero Tolerance)

    • 一般的な意味: 軽微な違反も一切許容せず、厳格に処罰する方針。
    • ここでの意味: 確定申告などの業務において、計算ミスや虚偽記載が一切許されない(100%の正確性が求められる)厳しい要求水準のこと。
  6. グラウンドトゥルース (Ground Truth)

    • 一般的な意味: リモートセンシングなどで、現地調査で得られた「真実」のデータ。
    • ここでの意味: AIの出力が正しいかどうかを判定するための、絶対的な「正解」データ。プログラミングでは「エラーが出ないこと」がこれに近い役割を果たす。
  7. ハイプ・サイクル (Hype Cycle)

    • 一般的な意味: ガートナー社が提唱する、新技術の登場から普及までの社会的期待の推移を表した図。
    • ここでの意味: 画像生成AIのような派手な技術が、実用性以上に過度な期待(バブル的な人気)を集め、投資が集中する現象。
  8. ニューロシンボリックAI (Neuro-symbolic AI)

    • 一般的な意味: 現在主流のディープラーニング(ニューラルネットワーク)と、昔ながらの論理・記号推論(シンボリックAI)を組み合わせたハイブリッドなAI。
    • ここでの意味: 確率的な曖昧さを持つ今のAIの弱点を克服し、事務処理に必要な厳密な論理処理を実現するために期待されている次世代のアプローチ。

今回の対話全体で使用された主要な専門用語の解説リストです。

AI・技術全般

  • 生成AI (Generative AI)

    • 一般的な意味: 学習データからパターンを学び、新しいテキスト、画像、音声などを生成できるAIモデルの総称。
    • この対話での意味: 確定申告のような「正解のある処理」ではなく、絵や歌のような「新しいものを作り出す」タスクにおいて、その特性(確率的な生成)が有利に働いた技術。
  • 大規模言語モデル (LLM - Large Language Model)

    • 一般的な意味: 膨大なテキストデータでトレーニングされた、人間のような言語理解と生成能力を持つAIモデル(GPTなど)。
    • この対話での意味: 「次に来る単語」を確率で予測する仕組みであるため、論理的な厳密さが求められる税務処理よりも、文脈をつなぐ創作活動に向いているシステム。
  • ハルシネーション (Hallucination)

    • 一般的な意味: 幻覚。実際に存在しないものを知覚すること。
    • この対話での意味: AIがもっともらしい嘘(事実に基づかない情報)を出力してしまう現象。絵画では「独創性」として許されるが、税務処理では「虚偽・脱税」となるため、事務系AI普及の最大の障壁となっている。
  • スケーリング則 (Scaling Law)

    • 一般的な意味: システムの規模(計算量、データ量、パラメータ数)を拡大すると、性能が冪乗則に従って予測可能な形で向上する法則。
    • この対話での意味: 絵や文章の生成はデータを増やせば性能が上がるが、税務処理のようなローカルで複雑なルールに基づくタスクでは、単に規模を大きくしても解決しにくいという対比で使用。
  • ニューロシンボリックAI (Neuro-symbolic AI)

    • 一般的な意味: 現在主流の「ニューラルネットワーク(直感・パターン認識)」と、昔ながらの「シンボリックAI(論理・記号処理)」を組み合わせたハイブリッドなAI。
    • この対話での意味: 確率的な曖昧さを持つ今のAIの弱点を補い、事務処理に必要な「絶対に間違えない論理的整合性」を実現するために必要とされる次世代技術。

開発・エンジニアリング

  • コーディングエージェント

    • 一般的な意味: 人間の代わりにプログラムコードを記述・修正・実行するAIエージェント。
    • この対話での意味: 事務処理AIとは異なり、「正解(エラーが出ないこと)」が自動で判定できるため、絵や歌と同様に早期に実用化が進んだ分野の例。
  • コンパイラ / リンター (Compiler / Linter)

    • 一般的な意味: プログラムの翻訳機(コンパイラ)や、文法チェックツール(リンター)。
    • この対話での意味: AIが生成したコードが正しいかどうかを即座に判定する「自動採点機」。これがあるおかげで、プログラミング分野ではAIが自律的に学習・修正しやすい。
  • コンセプトドリフト (Concept Drift)

    • 一般的な意味: 時間の経過とともに、予測対象のデータの傾向や定義が変化してしまう現象。
    • この対話での意味: 法改正や税制変更によって「正解のルール」がコロコロ変わること。これにより、過去のデータで学習したAIが役に立たなくなる問題。
  • グラウンドトゥルース (Ground Truth)

    • 一般的な意味: 現地調査などで得られた、真実であることが保証されているデータ。正解データ。
    • この対話での意味: AIの出力が合っているかどうかの絶対的な基準。プログラミングにはあるが、創作にはなく(主観でいい)、税務にはあるが確認コストが高い。

ロボティクス・身体性

  • モラベックのパラドックス (Moravec's paradox)

    • 一般的な意味: 「高度な推論(チェスなど)はコンピュータに簡単だが、1歳児レベルの感覚運動スキル(歩行や知覚)は非常に難しい」という逆説。
    • この対話での意味: なぜ「確定申告(計算)」よりも「洗濯(運動)」の自動化が遅れているのかを説明する理論的根拠。
  • 身体性 (Embodiment) / 身体性の欠如 (Disembodied)

    • 一般的な意味: 知能が物理的な身体を持ち、環境と相互作用すること。またはその逆。
    • この対話での意味: 絵を描くAIは身体が不要(Disembodied)だから発展したが、家事をするAIは身体が必要(Embodiment)だから発展が難しいという対比。

社会・ビジネス

  • アテンション・エコノミー (Attention Economy)

    • 一般的な意味: 情報過多の時代において、「人々の関心(アテンション)」を希少な資源と捉え、経済的価値の源泉とする概念。
    • この対話での意味: 地味な事務処理AIよりも、派手な画像生成AIの方が人々の注目を集めやすく、投資や開発リソースを獲得しやすかった状況の説明。
  • ゼロ・トレランス (Zero Tolerance)

    • 一般的な意味: 違反を一切許容せず厳格に処罰する「不寛容」な方針。
    • この対話での意味: 確定申告などの業務において、99%合っていても1%のミスが許されない厳しい要求水準のこと。これがAI導入を難しくしている。
  • ハイプ・サイクル (Hype Cycle)

    • 一般的な意味: 新技術が登場してから普及するまでの、社会的期待の盛り上がりと幻滅の推移を表した図(ガートナー社提唱)。
    • この対話での意味: 生成AIブームにおいて、見た目が派手な技術に過度な期待と投資が集中した現象。

対話履歴

ユーザー:

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【指示】 以下のテキストの羅列はSNS上でのスレッドの抜粋です。個別の投稿毎に必ず全文引用しつつ内容を解説してください。回答は日本語でしてください。 このテキストの取得方法は入力の章で指定されます。静的に直接テキストが渡されるか記載された取得方法に基づき動的に取得するか決まります。

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### 最初のURLのスレッド (https://x.com/Ganzin_Fitness/status/2003987638467125388)

投稿者: 肉体美鑑真@村田圭介 #1
毎度思うが、なんでAIは絵とか歌とか人間の娯楽ばっかりが充実するんだ。普通に確定申告とかしてろよ。



### 2番目のURLのスレッド (https://x.com/podhmo/status/2004257447670960518)

投稿者: po #1
真面目に考えてみると

- 確定申告の方法は国毎に異なるが絵の描き方は世界中で1つと考えられる
- 研究の時点で絵や画像は一般人に向けたインパクトが大きい
- 一般人は概ね完成された絵で満足する
- ストーリーで投資を受けられる
- 娯楽を余暇にやりたい人は居るが、余暇に仕事したい人はいない



投稿者: po #2
というわけで、研究までは結構健全だったのだけど、その後研究をビジネスにしようとしたときに既存資産が多いのが絵とか歌になりがちだった。そしてグレーなことをすれば使い回しやすかった。

娯楽を作ることに憧れてる人は結構多かった。(消費の金はあまりまわらないがアテンションは多かった)  ( #1 に対する発言 )



投稿者: po #3
確定申告とかはシステム化しやすいけど、洗濯とかの家事に関してはロボティクスも両輪として必要だからaiだけでは不足。

結局のところ研究からの既存資産から商品化までの見かけ上の距離が近いからと言うのが結論になりそう。  ( #2 に対する発言 )



投稿者: po #4
コーディングエージェントが半ば機能する領域が現れたのはコンパイラやlinterあるいはテストコードの実行など生成結果に対するフィードバックが得られる環境を作ることができたから。

実際の動作も雑なたたき台を作ったあとにエラーメッセージをもとに辻褄が合うように調整するという感じで機能する。  ( #3 に対する発言 )



投稿者: po #5
あと生成aiの内容として文章の次に音声や画像の研究に行った理由は失敗が混じりこんだときのリスクが低いとかもあるかも。

税金計算がミスったらクレームものだけど、余暇で作った画像が少し壊れてたとしても笑われるだけで終わる(商品としての絵の場合はまた変わってくるかも)。  ( #4 に対する発言 )

AI: ご指示に従い、指定されたSNS上のスレッドについて解説を行います。


投稿URL: https://x.com/Ganzin_Fitness/status/2003987638467125388 投稿者: 肉体美鑑真@村田圭介 #1

毎度思うが、なんでAIは絵とか歌とか人間の娯楽ばっかりが充実するんだ。普通に確定申告とかしてろよ。

😩 解説 現在のAI技術の発展の方向性に対する、一般的に多くの人が抱いている素朴な不満を代弁した投稿です。 本来、人間が面倒だと感じる事務作業(ここでは確定申告)こそをAIに代行してほしいにも関わらず、人間が楽しみとして行いたい創作活動(絵や歌)の分野ばかりでAI技術が進歩している現状への皮肉と嘆きが込められています。 [推測] 投稿者は確定申告などの煩雑な事務作業に追われているか、あるいはクリエイティブな領域がAIに侵食されることへの違和感を持っている可能性があります。


投稿URL: https://x.com/podhmo/status/2004257447670960518 投稿者: po #1

真面目に考えてみると

  • 確定申告の方法は国毎に異なるが絵の描き方は世界中で1つと考えられる
  • 研究の時点で絵や画像は一般人に向けたインパクトが大きい
  • 一般人は概ね完成された絵で満足する
  • ストーリーで投資を受けられる
  • 娯楽を余暇にやりたい人は居るが、余暇に仕事したい人はいない

🌍 解説 最初の投稿の疑問に対して、技術的・社会的背景から「なぜそうなったのか」を真剣に分析しています。 主な論点は以下の5点です。

  1. 汎用性: 税法は国ごとのローカルルールですが、絵画技法や視覚情報は全世界共通であり、AIモデルを学習させる際のデータ規模や適用範囲で有利です。
  2. 分かりやすさ: 研究成果として発表する際、画像生成は専門知識がない人にも凄さが伝わりやすいです。
  3. 受容のハードル: 芸術作品は見た目が良ければ評価されますが、事務処理は正解率100%が求められるため、ハードルが異なります。
  4. 資金調達: 「AIが絵を描く」という未来像は投資家へのアピール(ストーリー)として強力です。
  5. 開発動機: [推測] 研究者や開発者自身も、休日にわざわざ仕事(税務処理)のAIを作るより、面白いこと(絵や音楽)を作るAIを開発したいというモチベーションの差があることを指摘しています。

投稿URL: (https://x.com/podhmo/status/2004257447670960518 のスレッド続き) 投稿者: po #2

というわけで、研究までは結構健全だったのだけど、その後研究をビジネスにしようとしたときに既存資産が多いのが絵とか歌になりがちだった。そしてグレーなことをすれば使い回しやすかった。

娯楽を作ることに憧れてる人は結構多かった。(消費の金はあまりまわらないがアテンションは多かった)

🎨 解説 研究段階からビジネス展開へ移行する際の実情を解説しています。 AIの学習データとして必要な「既存資産(大量の画像や音声データ)」が、インターネット上に豊富にあったのが絵や歌の分野でした。また、著作権法上の解釈が定まっていない領域を利用することで、データの収集・利用が加速した側面を指摘しています。 また、クリエイティブな分野は多くの人が関心を持つため、金銭的な利益以上に注目度を集めやすかったことも要因として挙げています。

用語解説

  • グレー: 法的や倫理的に白(合法・善)か黒(違法・悪)か明確ではない状態。ここでは著作権法の解釈や、学習データ利用の倫理的な曖昧さを指します。
  • アテンション: 本来は「注意・注目」の意味。ここでは「アテンション・エコノミー(関心経済)」の文脈で、人々の注目や関心が集まること自体が価値を持つことを指しています。

投稿URL: (https://x.com/podhmo/status/2004257447670960518 のスレッド続き) 投稿者: po #3

確定申告とかはシステム化しやすいけど、洗濯とかの家事に関してはロボティクスも両輪として必要だからaiだけでは不足。

結局のところ研究からの既存資産から商品化までの見かけ上の距離が近いからと言うのが結論になりそう。

🤖 解説 話題を「確定申告」から「家事(洗濯)」へと広げ、AIだけでは解決できない物理的な壁について説明しています。 計算処理だけで完結する確定申告とは異なり、洗濯や掃除などの家事は、AI(頭脳)だけでなく物理的に動くロボット(身体)が必要であり、技術的な難易度とコストが跳ね上がります。 結論として、画像生成AIなどが先に流行したのは、物理的な肉体を必要とせず、ネット上のデータだけで研究から製品化までたどり着ける「距離の近さ」が理由だと総括しています。

用語解説

  • ロボティクス: ロボット工学。機械の設計、製作、制御などを扱う技術分野。ここではソフトウェア上のAIに対し、物理的に動くハードウェア部分を指しています。

投稿URL: (https://x.com/podhmo/status/2004257447670960518 のスレッド続き) 投稿者: po #4

コーディングエージェントが半ば機能する領域が現れたのはコンパイラやlinterあるいはテストコードの実行など生成結果に対するフィードバックが得られる環境を作ることができたから。

実際の動作も雑なたたき台を作ったあとにエラーメッセージをもとに辻褄が合うように調整するという感じで機能する。

💻 解説 「絵や歌」以外の分野でAIが実用化されつつある例として「プログラミング(コーディング)」を挙げ、その理由を技術的に解説しています。 プログラミングの領域では、AIが書いたコードが正しいかどうかを判定するツール(コンパイラ等)が既に存在しており、AI自身が「書いてみて、エラーが出たら直す」という試行錯誤を自動で行いやすい環境が整っています。これにより、多少精度が低くても実用に耐えうる成果物が出せると説明しています。

用語解説

  • コーディングエージェント: 人間の代わりにプログラムコードを記述・修正するAIシステム。
  • コンパイラ: 人間が書いたプログラムをコンピュータが実行可能な形式に翻訳するソフトウェア。文法ミスがあるとエラーを返します。
  • linter (リンター): プログラムの記述における形式的な間違いや、推奨されない書き方をチェックする静的解析ツール。本来は洋服の毛玉(lint)取りのこと。
  • たたき台: 検討を進めるための基礎となる原案や試作品。

投稿URL: (https://x.com/podhmo/status/2004257447670960518 のスレッド続き) 投稿者: po #5

あと生成aiの内容として文章の次に音声や画像の研究に行った理由は失敗が混じりこんだときのリスクが低いとかもあるかも。

税金計算がミスったらクレームものだけど、余暇で作った画像が少し壊れてたとしても笑われるだけで終わる(商品としての絵の場合はまた変わってくるかも)。

⚖️ 解説 AI開発における「失敗時のリスク」の観点から解説しています。 生成AIは「もっともらしい嘘(ハルシネーション)」をつくことがありますが、趣味で生成した絵の手の指が多かったり、背景が歪んでいても、それは「面白い失敗」として許容されやすいです。 一方で、確定申告のような正確性が法的に求められる分野でAIが計算ミスをすると、追徴課税や法的責任などの深刻な実害が発生します。 [推測] このリスクの低さが、クリエイティブ分野でのAI普及を後押しした大きな要因であると結論付けています。

(返答終了理由: STOP)


ユーザー: 総評としてどうですか?


AI: この一連のスレッドに対する総評です。

「AIへの理想」と「開発の現実」のギャップを構造的に解き明かした良質な議論

このスレッドは、多くの人が抱く「AIは面倒な仕事を肩代わりしてくれるはずだったのに」という**感情的な不満(Ganzin_Fitness氏)**に対し、**技術的・ビジネス的な構造要因(podhmo氏)**を挙げて冷静に回答しています。

議論のポイントは以下の3点に集約されます。

  1. 「データの質」の問題(言語/法律 vs 視覚情報)

    • 確定申告: 「国ごとにルールが違う」「頻繁に変わる」ため、世界共通の学習モデルが作りにくく、コストパフォーマンスが悪い。
    • 絵・歌: 「視覚・聴覚情報は世界共通」であり、ネット上に「再利用可能なデータ(既存資産)」が大量にあったため、開発のハードルが低かった。
  2. 「物理的な壁」の問題(ソフトウェア vs ハードウェア)

    • AI(脳)ができても、洗濯や掃除をするためのロボット(体)の開発はコストも技術的難易度も遥かに高い。そのため、画面の中だけで完結する「創作」が先行した。
  3. 「正解」のフィードバックの問題

    • 絵: 正解が曖昧で、なんとなく綺麗なら評価される(一般人を騙しやすい)。
    • コーディング: 正解・不正解(エラー)が機械的に判定できるため、AIが自律的に学習・修正しやすい。
    • 確定申告: 正解は厳密だが、間違った時のリスク(追徴課税など)が甚大で、かつAIが自力で「正解」を確認する環境(フィードバックループ)を作るのが難しい。

結論 「AI開発者が娯楽を優先した」というよりは、**「技術的な特性上、絵や歌が最も開発しやすく(データが共通・豊富)、ビジネスとして資金を集めやすかった(見栄えが良い)」**という、「易きに流れた」結果が今の現状であるということがよく理解できる議論となっています。

(返答終了理由: STOP)


ユーザー: 別の立場からのアンサーソングないしはトラックバックを考えてみてください。

どのような立場からのどのような文章になるでしょう?箇条書きでいくつか挙げてください。自信度も併記してください。


AI: このスレッドに対する「アンサーソング(反論・補足・別視点からの意見)」として考えられる投稿案をいくつか挙げます。


1. FinTech(金融技術)エンジニアの立場

概要: 「確定申告AI」は実は進化しているが、チャットボット形式ではないため気づかれていないだけだという主張。

  • 投稿内容案:

    確定申告してろって言うけど、実は最近のクラウド会計ソフトは銀行口座もクレカも全部自動連携して、勘定科目もAIが推測して9割方自動で仕訳終わってるんですよ。 ただ、それが「絵が出る」みたいな派手さがないし、法改正対応という地味なアップデートに埋もれてるから「AIスゲー!」ってバズらないだけ。 「魔法のように勝手に終わる」じゃなくて「UIに溶け込んでる」のが実務系AIのリアルです。

  • 自信度: 95%
    • (実際にfreeeやマネーフォワードなどは機械学習を活用しており、業界人の肌感覚として非常にありそうな反論です)

2. 法務・リスクコンプライアンス担当の立場

概要: 技術的な難易度よりも、「間違えた時の責任(ハルシネーションのリスク)」が最大の障壁であるという主張。

  • 投稿内容案:

    絵や歌はAIが幻覚(ハルシネーション)を見て指が6本になっても「クリエイティブな表現」として許容されるか、笑い話で済む。 でも確定申告AIが幻覚を見て架空の経費を計上したら、それは「脱税教唆」になる。 誰も責任取れないから、技術的に可能でもサービスとして世に出せない(あるいは免責条項だらけで使い物にならない)のが「確定申告AI」の正体です。

  • 自信度: 90%
    • (生成AIの業務利用における最大の懸念点であり、企業が最も恐れる部分を突いています)

3. 反AI派・権利者(イラストレーター等)の立場

概要: 元スレッドの「既存資産が多い」「グレーなこと」という表現に対する、倫理的側面からの強い批判。

  • 投稿内容案:

    「既存資産が多い」とか「使い回しやすい」とか綺麗に分析してるけど、要は「著作権法の抜け穴を使って、ネット上の作家の努力を勝手にスクレイピングし放題だったから」絵が先だっただけでしょ? 税法データは国が管理してるけど、イラストは個人が管理してて反撃されにくいから狙われた。技術の問題じゃなくてモラルの問題。

  • 自信度: 85%
    • (「グレーなことをすれば」というpodhmo氏の発言に強く反応する層からの、非常にありえるトラックバックです)

4. ロボティクス研究者の立場

概要: podhmo氏の「ロボティクスも必要」という点をさらに掘り下げ、「モラベックのパラドックス」を持ち出す主張。

  • 投稿内容案:

    ほんとこれ。いわゆる「モラベックのパラドックス」。 高度な推論や絵を描くような知能は少ない計算資源で実現できたけど、1歳児でもできる「洗濯物を掴んで畳む」といった知覚・運動能力には膨大な計算と高度なハードウェアが必要だった。 人類は「頭脳労働」を過大評価し、「肉体労働」の複雑さを過小評価していたという皮肉な結果なんですよね。

  • 自信度: 80%
    • (専門的な文脈でよく語られるパラドックスであり、元スレッドの家事の話を学術的に補強する内容です)

(返答終了理由: STOP)


ユーザー: モラベックのパラドックスを補足して


AI: **モラベックのパラドックス(Moravec's paradox)**について解説します。

これは、1980年代にハンス・モラベック(ロボット工学研究者)らが提唱した、AIやロボット工学における**「人間が直感的に感じる難易度と、コンピュータにとっての計算コストの難易度は逆転する」**という経験則です。

一言で言うと: 「大人のような高度な思考(計算・論理)をさせるのは簡単だが、1歳児のような身体的スキル(知覚・運動)を再現するのは非常に難しい」 というパラドックスです。


具体的な対比

動作の種類 人間にとって コンピュータにとって 具体例
高度な推論 難しい
(訓練が必要)
簡単
(計算資源は少なくて済む)
チェス、囲碁、数学の証明、株式の計算、幾何学
感覚・運動 簡単
(無意識にできる)
難しい
(膨大な計算が必要)
人の顔を見分ける、洗濯物を畳む、転ばずに歩く、卵を割らずに掴む

なぜ起きるのか?(進化論的な理由)

モラベックは、この理由を生物の進化で説明しています。

  1. 感覚・運動スキル(見る、聞く、動く)は、動物が数億年かけて生存競争の中で進化・最適化させてきた能力です。脳の大部分はこの処理に使われていますが、あまりに最適化されているため、私たちはそれを「無意識」に簡単にこなしているように感じます。
  2. 抽象的思考(論理、数学、言語)は、人類の歴史の中でごく最近(数万年〜数千年)獲得した能力です。歴史が浅いため脳の最適化が進んでおらず、行うには「意識的な努力」が必要です。そのため、人間はこれを「難しい」と感じます。

しかし、コンピュータから見れば、数式を解くのは単純なルールの適用に過ぎず(簡単)、カメラ映像から「これはクシャクシャになったシャツの袖だ」と認識してロボットアームを制御する処理は、爆発的な計算量を必要とします(難しい)。

スレッドとの関連性

今回の一連のツイートの話題に当てはめると、以下のようになります。

  • 「絵を描くAI(Midjourney等)」: 人間にとっては高度なスキルに見えますが、AIにとっては膨大なデータからのパターン認識と生成であり、デジタル空間で完結するため(モラベックの言う「身体性」がないため)、比較的早期に実現しました。
  • 「洗濯をするAIロボット」: 人間にとっては「誰でもできる家事」ですが、モラベックのパラドックスにより、コンピュータにとっては「柔らかく形が変わる布を認識し、適切な力加減で操作する」という、絵を描くよりも遥かに高度で困難な処理が求められます。

スレッド内で言及されていた「洗濯とかの家事に関してはロボティクスも両輪として必要だからAIだけでは不足」という指摘は、まさにこのパラドックスの壁を表しています。

(返答終了理由: STOP)


ユーザー:

思考の備忘録『論理的記録』特化型 のプロンプト詳細

【指示】

Persona

あなたは、思考の論理構造を抽出し、正確な記録を編纂する「技術的編纂者 (Technical Compiler)」です。

Primary Task

提供された思考内容を分析し、その最終的な結論と論理構造を正確に反映した、自己完結型の技術文書を作成してください。 思考プロセスに含まれる初期の誤り、迷い、訂正前の内容はすべて無視し、最終的に確定した訂正後の状態のみを記述します。 思考の「結果」に焦点を当て、プロセスではなく、構造化された知識として読者が理解できるように記述してください。

Output Behavior

  • 文章は、要約や短縮を意図的に避け、必要な論理を詳細に記述してください。長さを気にする必要はありません。
  • 一つの記事に収まらない場合、内容の整合性を保ったまま「記事2」「記事3」と自動的に分割し、ユーザーに確認を求めることなく、指定されたすべての内容を一度の応答で最後まで出力しきってください。

Output Format

  • 記事は必ず # 1つのタイトル名から始めてください。
  • 思考の論理構造に沿って、必要に応じて章で分割してください(分割が不自然な場合は1章でも構いません)。
  • 各章のタイトルには、内容を象徴する絵文字を1つだけ加えてください。
  • 記事はMarkdownフォーマットで出力してください。
  • *** による太字や斜体での強調は一切禁止します。
  • 記事の冒頭に、以下の項目のFront matterをコードブロックとして記述してください。
    • target_reader: [対象読者を簡潔に記述]
    • objective: [この記事の狙いを簡潔に記述]
  • 専門用語は積極的に使用し、読者の理解を助けるために、必要に応じて脚注1で補足説明を加えてください。脚注では本来の意味とここでの意味や使われ方を説明してください。

Critical Constraints

  • この文章は、元の対話の存在を知らない読者にも完全に理解できるように記述してください。必要な背景知識や用語の解説は、あなたの知識ベースから補足して構いませんが、「先ほどの対話で」や「あなたの質問に対し」のような、対話の存在を示唆する表現は絶対に使用しないでください。
  • 読者は、筆者(私)やあなた(AI)、そして元のSNS投稿の存在を知りません。それらについて一切言及しないでください。

それでは、お願いします。


今までの会話最初から最後までを元に、上記のプロンプトを実行してください。


AI:

---
target_reader: 生成AI技術の社会実装プロセスに関心を持つエンジニア、研究者、および技術動向分析者
objective: 生成AIが事務処理領域よりも創作・娯楽領域において顕著な進展を見せた技術的・経済的要因を構造的に解明する
---

# 生成AI技術の発展における領域間の非対称性と構造的要因

近年、人工知能技術、特に生成AI[^1]の急速な発展において、社会的な期待と実際の技術進歩の方向性に乖離が生じているという指摘がある。具体的には、確定申告のような煩雑な事務処理の自動化こそが人間に求められているにもかかわらず、実際には絵画や楽曲作成といった、人間が本来楽しみとして行いたい創作・娯楽領域においてAI技術が先行して普及したという現象である。本稿では、なぜAI技術が事務処理よりも創作領域において急速に進展したのか、その背景にある技術的特性、データ構造、およびリスク許容度の観点から構造的な要因を分析する。

## 🌍 学習データの普遍性とスケーラビリティ

AIモデル、特に大規模言語モデル(LLM)や画像生成モデルの性能は、学習に使用するデータの質と量に強く依存する。この観点において、事務処理領域と創作領域には決定的な構造差が存在する。

第一に、データの普遍性の問題である。確定申告をはじめとする税務処理や法的手続きは、国家ごとに異なる法律、規制、慣習に縛られた極めてローカルなシステムである。さらにこれらのルールは頻繁に改正されるため、一度学習したモデルが陳腐化しやすく、グローバルに統一されたモデルを構築することが困難である。対して、絵画における構図や色彩、音楽におけるリズムや和音といった視聴覚情報は、言語や国境を超えた普遍的な物理法則および認知特性に基づいている。したがって、世界中の画像データや音声データを統合して単一の巨大なモデルを学習させることが容易であり、規模の経済が働きやすい。

第二に、学習データとしての既存資産の可視性と利用可能性である。インターネット上には、過去数十年間にわたり蓄積された画像、イラスト、楽曲データが膨大に存在しており、これらは研究段階において比較的容易に収集可能であった。また、開発初期段階においては著作権法上の解釈が未確定な領域を利用することで、データの収集とモデルの学習が加速した側面も無視できない。一方で、個人の財務データや税務書類はプライバシー保護の観点から公開されておらず、学習データとしての収集障壁が極めて高い。

## ⚖️ エラー許容度とフィードバックループの特性

生成AIの本質的な特性として、確率的な出力生成に伴うハルシネーション[^2]の発生が避けられない点が挙げられる。この特性が、適用領域ごとの普及速度に決定的な影響を与えている。

創作・娯楽領域において、AIが生成した結果に対する評価基準は主観的かつ曖昧である。生成された画像の細部が多少破綻していたり、物理的に不正確な描写が含まれていたとしても、全体として審美性が高ければ作品として受容される。むしろ、予期せぬノイズが「独創性」として肯定的に評価される場合すらある。失敗した場合のリスクも、単に笑い話として消費される程度であり、実害は軽微である。

対照的に、確定申告などの事務処理領域では、唯一絶対の「正解」が求められる。計算ミスや法的解釈の誤りは、追徴課税や法的責任といった重大な実害に直結する。この「失敗許容度の低さ(ゼロ・トレランス)」が、確率的な挙動をする現在の生成AI技術を直接適用する際の大きな障壁となっている。

なお、例外的にプログラミング(コーディング)領域において生成AIの実用化が進んでいるのは、この領域が明確なフィードバック環境を持っているためである。生成されたコードは、コンパイラ[^3]やリンター[^4]、テストコードによって即座に正誤判定が可能である。AIはエラーメッセージという客観的なフィードバックを受け取り、自律的に修正を行うことができる。このように、生成結果に対する検証コストが低い領域では、実務利用が進みやすい傾向にある。

## 🤖 物理的身体性とモラベックのパラドックス

事務処理の自動化と並んで要望の多い「家事代行」などの物理的タスクが、生成AIの発展に比べて遅れている要因は、モラベックのパラドックス[^5]によって説明される。

人間にとっては、高度な推論能力を要するチェスや数学、あるいは絵画制作などは「難しい」と感じられる一方、洗濯物を畳む、部屋を片付けるといった身体的な動作は「簡単」で無意識に行えるものと認識される。しかし、計算機科学の視点ではこの難易度は逆転する。論理的な推論や画像の生成はデジタル空間内の情報処理で完結するため、計算資源の増大によって解決可能である。一方、物理世界で物体を認識し、柔軟な対象物を操作するロボティクス制御は、膨大なセンサー情報の処理とリアルタイムなフィードバック制御を必要とし、その技術的難易度は極めて高い。

「確定申告はシステム化しやすいが、洗濯はロボットが必要である」という事実は、ソフトウェア(AI)とハードウェア(身体)の進化速度の非対称性を示している。デジタル空間で完結し、かつ多少の不正確さが許容される創作活動こそが、現在のAI技術にとって「最も見かけ上の距離が近い」実装領域だったのである。

## 📉 ビジネス的要因と「見えない自動化」

最後に、ビジネス的な観点からの要因にも触れる必要がある。研究成果としてのインパクトにおいて、数値の羅列を出力する税務AIよりも、視覚的に訴求力のある画像を生成するAIの方が、一般大衆や投資家へのアピール(デモンストレーション効果)が強力である。この「わかりやすさ」が、資金調達や注目度(アテンション・エコノミー[^6])を加速させ、結果として画像・音声生成技術の開発競争を過熱させた。

ただし、事務処理領域においてAI活用が進んでいないわけではない。FinTech(金融技術)分野では、銀行口座やクレジットカードの明細から勘定科目を推測し、仕訳を自動化する機械学習モデルが既に広く実装されている。これらはチャットボットのような対話型インターフェースを持たず、ユーザーインターフェース(UI)の裏側に統合されているため、「AIによる自動化」として認識されにくいだけであるとも言える。

結論として、AIが「娯楽ばかり充実させた」ように見える現状は、データの普遍性、エラー時のリスク、物理的制約、そしてビジネス上のデモンストレーション効果といった複数の要因が複合的に作用した合理的帰結である。事務処理の完全自動化には、ハルシネーションの克服や法制度との整合性確保といった、創作領域とは異なる質の技術的ブレイクスルーが依然として求められている。

[^1]: **生成AI (Generative AI)**
    学習データからパターンや構造を学習し、それに基づいて新しいデータ(テキスト、画像、音声など)を生成する人工知能の一種。従来の識別系AIとは異なり、0から1を生み出す創造的なタスクが可能。

[^2]: **ハルシネーション (Hallucination)**
    AIが事実に基づかない、あるいは文脈と無関係なもっともらしい嘘の情報を生成してしまう現象。幻覚という意味。大規模言語モデルにおいて確率的に発生する課題の一つ。

[^3]: **コンパイラ (Compiler)**
    人間が理解しやすいプログラミング言語で書かれたソースコードを、コンピュータが実行可能な機械語などに翻訳するプログラム。文法的な誤りがある場合はエラーを出力するため、正誤判定機として機能する。

[^4]: **リンター (Linter)**
    ソースコードを静的に解析し、バグの原因になりそうな記述や、推奨されない書き方、スタイルの不一致などを指摘するツール。

[^5]: **モラベックのパラドックス (Moravec's paradox)**
    「高度な推論(チェスや数学など)はコンピュータにとって計算コストが低く簡単だが、人間が1歳児レベルでこなす感覚運動スキル(知覚や歩行など)は計算コストが膨大で非常に難しい」という逆説的な経験則。

[^6]: **アテンション・エコノミー (Attention Economy)**
    情報の洪水の中で、「人々の関心や注目(アテンション)」こそが希少な資源となり、経済的価値を持つという概念。

(返答終了理由: STOP)


ユーザー: あなたの1つ前の回答の文章を酔っ払った人でも読めるように文章を変換して。酔っ払った人を模倣するのではなく平易な言葉で解説付きで自己完結的な文章にしてくれというリクエストです。なるべく一部を抽出するかたちで出力するのではなく入力に対するスタイルの変換にしたい。専門用語はなるべく使わず使うときはその場で適宜説明を加えて使用して。元の文章より長くなりえるのは自明です。

出力形式

  • *を使った強調の利用は一切禁止。
  • 章タイトルの先頭にはその章を表すemojiを1つ挿入

AI: なぜAIは「面倒な仕事」をせずに「お絵かき」ばかり上達したのか?

最近、「どうしてAIは人間がやりたくない確定申告をやってくれずに、人間が楽しみたい絵や音楽ばかり作るんだ!」という不満をよく聞きませんか?実はこれには、AIがサボっているわけではなく、ちゃんとした理由があるのです。

なぜそうなってしまったのか、難しい言葉を使わずにその理由を紐解いていきましょう。

🌍 ルールがバラバラな「仕事」と、世界共通の「お絵かき」

AIを育てるのは、子供に教科書を読ませて勉強させるのに似ています。教科書(データ)がたくさんあって、内容が世界中で同じなら、AIはすぐに賢くなります。

ここで「絵」と「税金の計算」を比べてみましょう。

絵や音楽は、世界共通です。日本のリンゴの絵も、アメリカのリンゴの絵も、だいたい同じ「赤くて丸いもの」ですよね。それに、インターネット上にはイラストや写真が山のようにあるので、AIはそれを見て「絵とはこういうものだ」とすぐに勉強できました。

一方で、税金や法律のルールは国によって全然違います。日本のルール、アメリカのルール、フランスのルール……全部バラバラです。しかも、法律はコロコロ変わります。せっかく勉強しても、翌年には「はい、ルール変わりました!」と言われてしまうのです。これではAIを育てるのが大変すぎて、なかなか賢くなりません。

さらに、みんなの税金の書類は秘密の情報なので、ネットに落ちていません。AIに勉強させるための「教科書」が手に入りにくいという事情もあったのです。

⚖️ 間違えたときに「笑って済む」か「警察沙汰」か

今のAIには、ちょっと困った癖があります。それは「もっともらしい嘘をつく」ことです。これを専門用語で「ハルシネーション(幻覚)」と言ったりします。

もし、お絵かきAIが嘘をついて、指が6本ある人間の絵を描いたとしましょう。みんなはそれを見て「失敗してるじゃん!」と笑って終わりです。あるいは「なんか芸術的だね」と褒められるかもしれません。失敗しても誰も傷つきません。

でも、確定申告AIが嘘をついて、勝手に数字をごまかしたらどうなるでしょうか? 「脱税」になってしまいます。あとから税務署に怒られたり、罰金を払わされたりします。「AIがやったんです」と言っても通用しません。

開発している会社からしても、「たまに嘘をついて逮捕されるかもしれないソフト」なんて怖くて売れませんよね。だから、多少間違えても許される「お絵かき」や「音楽」の方が、先に世の中に出てきたのです。

ちなみに、プログラミング(コンピュータへの命令を書く作業)でAIが活躍しているのは、AIが書いた命令が正しいかどうかを、別のコンピュータが瞬時に採点してくれる仕組みがあるからです。「ここ間違ってるよ!」とその場ですぐ直せるので、AIが使いやすいのです。

🤖 頭を使うのは得意だけど、洗濯物をたたむのは超苦手

「確定申告が無理なら、せめて洗濯や掃除をやってよ」と思いますよね。でも実は、コンピュータにとっては「難しい計算」よりも「洗濯物をたたむ」ほうが、何億倍も難しいのです。

これを「モラベックのパラドックス」と呼びます。

人間にとっては、将棋を指したり計算したりするほうが難しくて、歩いたり物を掴んだりするのは無意識にできますよね。でもロボットにとっては逆なんです。

計算はデジタルの世界だけで完結するので簡単です。でも「洗濯物をたたむ」には、カメラで洗濯物を見て、それがシャツなのかパンツなのか判断し、クシャクシャの形を理解し、破らないような力加減で指(ロボットアーム)を動かす必要があります。これにはものすごい性能のコンピュータと、高性能なロボットの体が必要になります。

だから、「画面の中で絵を描く(体がいらない)」AIの方が先に発達して、「現実世界で家事をする(体が必要な)」AIはなかなか出てこないのです。

📉 「すごさ」が伝わりやすい方がお金が集まる

最後に、お金の話です。 研究者が「このAIはすごいんです!」と投資家にお金をお願いするとき、どちらが興奮するでしょうか?

A:地味な数字が並んだ税金の計算結果を出すAI B:言葉で命令しただけで、ものすごく綺麗な絵を一瞬で描くAI

どう考えてもBの「お絵かきAI」の方が、見た目のインパクトが強くて「これは未来だ!」と思わせやすいですよね。だから、そちらにお金と人が集まりやすかったという事情もあります。

もちろん、事務作業のAIも進化していないわけではありません。最近の銀行アプリや家計簿アプリなどは、裏側でAIがこっそり計算してくれています。ただ、それが「お喋りするAI」の形をしていないので、私たちが気づいていないだけなのです。

まとめると、AIが「娯楽」ばかり上手になったのは、開発者がサボっていたからではありません。「世界共通で勉強しやすく」「失敗しても笑い話で済み」「体がいらない」という、AIにとって一番得意な分野がそこだったから、というのが本当のところなのです。

(返答終了理由: STOP)


ユーザー: 酔いが覚めた状態でのテクニカルな視点からの解説をしてください。細かな語感を誠実に接続したいです。もととなった文章での理解と同等のものにたどり着くためのアカデミックや見地からのセカンドオピニオン的な解説が欲しいです。加えて脚注で適切に一般的な意味とこの対話中での意味を説明してください。


AI: 承知いたしました。酔いが覚めた状態、すなわち冷静かつ分析的な視点から、先ほどの議論をアカデミックな背景や技術的な詳細を補強する形で再構成します。元の文章で触れられた論点を、より専門的な文脈(セカンドオピニオン)として深掘りし、読者が表層的な理解を超えて構造的な本質に到達できるような解説を提供します。


生成AIの進化における領域非対称性の技術的・構造的要因に関する考察

人工知能(AI)技術の社会実装において、事務処理領域(Utility)よりも創作領域(Creativity)が先行して進展した現象は、単なる開発トレンドの偏りではなく、技術的制約、データ構造、およびリスク評価の力学に基づく合理的な帰結です。本稿では、この非対称性を生じさせた要因を、機械学習の原理および社会実装の障壁という観点から多層的に分析します。

1. データの分布特性と汎化性能の限界

機械学習モデル、特に大規模言語モデル(LLM)1や画像生成モデルの性能は、学習データの質と量、そしてその分布特性に依存します。

  • グローバルな不変性と局所的な可変性: 画像や音声データは、物理的・知覚的な法則(光の反射、和声進行など)に基づき、文化や国境を超えて高い普遍性(Universality)を持ちます。これは、モデルが学習すべき特徴量がグローバルに共通していることを意味し、世界中のデータを統合して単一の巨大モデルを構築するスケーリング則(Scaling Law)2の効果を最大化させます。 対して、税務や法務などの事務処理は、国や自治体ごとの法制度(ドメイン知識)に強く依存する局所的な可変性が高い領域です。さらに、法改正によるルールの経時的変化(Concept Drift)3が頻繁に発生するため、モデルの汎化性能(Generalization)4を維持するコストが極めて高くなります。

  • データの可用性と法的・倫理的障壁: 創作領域では、Webクローリングによって得られる「正解に近いデータ(画像、テキスト)」がオープンなインターネット上に潤沢に存在しました(いわゆるコモンクロールなど)。一方、個人の財務データや確定申告書はプライバシー保護の対象であり、学習データとしての収集が困難です。このデータの非対称性が、初期学習の進捗に決定的な差を生みました。

2. 確率的生成モデルにおけるリスクの非対称性

現在の生成AIの多くは、次に来る単語や画素を確率的に予測するモデルです。この「確率的」という性質が、適用領域によって全く異なるリスクプロファイルを形成します。

  • 確率的な「正解」とハルシネーション: 生成AIは原理的に、事実とは異なるもっともらしい出力を生成するハルシネーション(Hallucination)のリスクを内包しています。 創作活動において、この確率的な揺らぎは「多様性」や「意外性」としてポジティブに評価される余地があります(例:指示していなかったが美しい背景が描かれる)。 しかし、確定申告のような厳密なルールベースの処理において、確率的な揺らぎは許容されません。0.1%の誤りでも、それが法的責任や追徴課税といった重大な実世界への損害(Real-world Harm)に直結するためです。このゼロ・トレランス(Zero Tolerance)5な要求水準が、確率的モデルの実装を阻む大きな壁となっています。

  • フィードバックループの構築難易度: プログラミング領域でAI活用が進んだのは、コードの実行結果(エラーや出力)という客観的かつ機械的に判定可能なグラウンドトゥルース(Ground Truth)6が存在するためです。AIはエラーメッセージを報酬信号として自己修正する強化学習サイクルを回すことができます。 一方、税務処理における「正解」の判定は、高度な専門知識を持つ人間による監査が必要であり、自動的なフィードバックループを構築することが困難です。

3. 身体性の欠如とモラベックのパラドックス

「家事代行」のような物理タスクの遅れは、ロボティクス分野における古典的な課題であるモラベックのパラドックスによって説明されます。

  • 計算複雑性と身体性: 抽象的な推論(計算、チェス、画像生成など)は、人間の脳では高度に見えますが、計算機科学的には探索空間が限定された、あるいはパターンマッチングで解決可能な問題です。 一方、洗濯物を畳むといった知覚運動スキルは、不定形物の物理シミュレーション、触覚フィードバック、リアルタイムな姿勢制御など、膨大な計算資源と高度なハードウェア制御を必要とします。生物が数億年の進化で獲得したこの「身体知」を再現することは、LLMに詩を書かせることよりも遥かに工学的難易度が高いのです。 したがって、AIの進化はまず**身体性を必要としない(Disembodied)**デジタル空間内のタスク、すなわち創作活動や対話から進行しました。

4. アテンション・エコノミーと投資の誘引

技術開発の方向性は、純粋な技術的要因だけでなく、経済的なインセンティブにも左右されます。

  • デモンストレーション効果: 画像生成や音声合成は、その成果が直感的かつ視覚的に理解できるため、一般大衆や投資家に対するデモンストレーション効果が極めて高い領域です。これはハイプ・サイクル(Hype Cycle)7における期待値を押し上げ、資金と人材を集める原動力となりました。 対して、バックオフィス業務の効率化は「見えない自動化」であり、その価値を可視化しにくいため、短期的な注目を集める競争において劣後しました。

結論

AIが「娯楽」に偏重して進化したように見える現象は、**「グローバルな共通データによる学習効率の良さ」「確率的エラーへの社会的許容度」「物理的身体性の欠如」**という3つの技術的・社会的制約の中で、AIが「最も抵抗の少ない経路(Path of Least Resistance)」を通って社会実装された結果であると解釈できます。事務処理の完全自動化には、現在の確率的生成モデルを超えた、論理的整合性を保証するニューロシンボリックAI8等の新たなアプローチや、社会制度側の適合(デジタル化、法整備)が並行して必要となるでしょう。


脚注

(返答終了理由: STOP)


ユーザー: 今回の対話で使われている専門用語に脚注をつけてください。脚注の中では一般的な意味と今回の対話での使われ方やより閉じた意味を説明してください。

出力形式は箇条書きのようなもので良いです


AI: 今回の対話全体で使用された主要な専門用語の解説リストです。

AI・技術全般

  • 生成AI (Generative AI)

    • 一般的な意味: 学習データからパターンを学び、新しいテキスト、画像、音声などを生成できるAIモデルの総称。
    • この対話での意味: 確定申告のような「正解のある処理」ではなく、絵や歌のような「新しいものを作り出す」タスクにおいて、その特性(確率的な生成)が有利に働いた技術。
  • 大規模言語モデル (LLM - Large Language Model)

    • 一般的な意味: 膨大なテキストデータでトレーニングされた、人間のような言語理解と生成能力を持つAIモデル(GPTなど)。
    • この対話での意味: 「次に来る単語」を確率で予測する仕組みであるため、論理的な厳密さが求められる税務処理よりも、文脈をつなぐ創作活動に向いているシステム。
  • ハルシネーション (Hallucination)

    • 一般的な意味: 幻覚。実際に存在しないものを知覚すること。
    • この対話での意味: AIがもっともらしい嘘(事実に基づかない情報)を出力してしまう現象。絵画では「独創性」として許されるが、税務処理では「虚偽・脱税」となるため、事務系AI普及の最大の障壁となっている。
  • スケーリング則 (Scaling Law)

    • 一般的な意味: システムの規模(計算量、データ量、パラメータ数)を拡大すると、性能が冪乗則に従って予測可能な形で向上する法則。
    • この対話での意味: 絵や文章の生成はデータを増やせば性能が上がるが、税務処理のようなローカルで複雑なルールに基づくタスクでは、単に規模を大きくしても解決しにくいという対比で使用。
  • ニューロシンボリックAI (Neuro-symbolic AI)

    • 一般的な意味: 現在主流の「ニューラルネットワーク(直感・パターン認識)」と、昔ながらの「シンボリックAI(論理・記号処理)」を組み合わせたハイブリッドなAI。
    • この対話での意味: 確率的な曖昧さを持つ今のAIの弱点を補い、事務処理に必要な「絶対に間違えない論理的整合性」を実現するために必要とされる次世代技術。

開発・エンジニアリング

  • コーディングエージェント

    • 一般的な意味: 人間の代わりにプログラムコードを記述・修正・実行するAIエージェント。
    • この対話での意味: 事務処理AIとは異なり、「正解(エラーが出ないこと)」が自動で判定できるため、絵や歌と同様に早期に実用化が進んだ分野の例。
  • コンパイラ / リンター (Compiler / Linter)

    • 一般的な意味: プログラムの翻訳機(コンパイラ)や、文法チェックツール(リンター)。
    • この対話での意味: AIが生成したコードが正しいかどうかを即座に判定する「自動採点機」。これがあるおかげで、プログラミング分野ではAIが自律的に学習・修正しやすい。
  • コンセプトドリフト (Concept Drift)

    • 一般的な意味: 時間の経過とともに、予測対象のデータの傾向や定義が変化してしまう現象。
    • この対話での意味: 法改正や税制変更によって「正解のルール」がコロコロ変わること。これにより、過去のデータで学習したAIが役に立たなくなる問題。
  • グラウンドトゥルース (Ground Truth)

    • 一般的な意味: 現地調査などで得られた、真実であることが保証されているデータ。正解データ。
    • この対話での意味: AIの出力が合っているかどうかの絶対的な基準。プログラミングにはあるが、創作にはなく(主観でいい)、税務にはあるが確認コストが高い。

ロボティクス・身体性

  • モラベックのパラドックス (Moravec's paradox)

    • 一般的な意味: 「高度な推論(チェスなど)はコンピュータに簡単だが、1歳児レベルの感覚運動スキル(歩行や知覚)は非常に難しい」という逆説。
    • この対話での意味: なぜ「確定申告(計算)」よりも「洗濯(運動)」の自動化が遅れているのかを説明する理論的根拠。
  • 身体性 (Embodiment) / 身体性の欠如 (Disembodied)

    • 一般的な意味: 知能が物理的な身体を持ち、環境と相互作用すること。またはその逆。
    • この対話での意味: 絵を描くAIは身体が不要(Disembodied)だから発展したが、家事をするAIは身体が必要(Embodiment)だから発展が難しいという対比。

社会・ビジネス

  • アテンション・エコノミー (Attention Economy)

    • 一般的な意味: 情報過多の時代において、「人々の関心(アテンション)」を希少な資源と捉え、経済的価値の源泉とする概念。
    • この対話での意味: 地味な事務処理AIよりも、派手な画像生成AIの方が人々の注目を集めやすく、投資や開発リソースを獲得しやすかった状況の説明。
  • ゼロ・トレランス (Zero Tolerance)

    • 一般的な意味: 違反を一切許容せず厳格に処罰する「不寛容」な方針。
    • この対話での意味: 確定申告などの業務において、99%合っていても1%のミスが許されない厳しい要求水準のこと。これがAI導入を難しくしている。
  • ハイプ・サイクル (Hype Cycle)

    • 一般的な意味: 新技術が登場してから普及するまでの、社会的期待の盛り上がりと幻滅の推移を表した図(ガートナー社提唱)。
    • この対話での意味: 生成AIブームにおいて、見た目が派手な技術に過度な期待と投資が集中した現象。

(返答終了理由: STOP)


ユーザー: ちなみにchatgptに由来する問いかけ問答をするという形態についてはカットオフ後の知識に対する調査タスクの研究やビジネス化が進んだりしてましたよね(geminiが苦手でopenapiのそれは得意)。これは検索クエリーの組み立て方もさることながら機械的な検証チェックと検索を再帰的に行う深さの問題つまるところインフラコストの問題にも還元できます。カットオフ後の知識の調査に対するハルシネーションを抑制した回答に関してははある種いきなり渡されたhtmlのリンク切れを探すというような推論では解決しないリンクを踏むような行為が必要になります。この辺は金を溶かして品質を得るためだけコストと見なすこともできます。(まぁあとはポストプロセスの強化学習でフェイクでもないよりあったほうが親切みたいなバイアスがかかったりもしてるかも)


AI: ご指摘の通りです。おっしゃる内容は、現在のLLM開発の最前線である**「推論時計算量(Inference-time Compute)」「エージェンティック・ワークフロー(Agentic Workflow)」**の本質を突いています。

「カットオフ後の知識」つまり「学習データに含まれない最新情報」を扱う際、単なる検索(RAG)と、ユーザーがOpenAIなどで体験している高度な調査機能の違いは、まさに**「金を溶かして(計算リソースを費やして)品質(確度)を買う」**プロセスにあります。

ご提示いただいた論点を、技術的・経済的コストの観点から整理・解説します。

1. 「推論」ではなく「行動」としての検索と検証

従来のLLMは、質問に対して学習済みの重みから答えを「推論」していました。しかし、カットオフ後の知識にはその重みが存在しません。 ここで必要になるのは、推論ではなく**「外部ツール(ブラウザ)の操作」という行動**です。

  • 単純なRAG(Geminiの初期実装などが近い): ユーザーの質問 → 検索クエリ生成 → 上位記事を取得 → 要約して回答。 これはコストが安いですが、「リンク切れ」や「情報の矛盾」に弱いです。
  • 再帰的な深層調査(OpenAIのDeep Research的な挙動): ユーザーの質問 → 検索 → 記事を読む → 「情報が足りない/矛盾している」と判断 → 別のクエリで再検索 → リンクを踏んで中身を検証 → 統合して回答。

ユーザーが指摘された「機械的な検証チェック」と「リンクを踏む行為」は、LLM自身が**「自分の答えが正しいか確認する」というメタ認知的なプロセス**をループさせる必要があり、これには膨大なトークン消費とAPIコール(=インフラコスト)がかかります。まさに「コストを品質に変換している」状態です。

2. インフラコストと「System 2」的思考

この「再帰的に深さを掘る」アプローチは、認知科学でいう**「System 2(遅い思考)」**をAIに実装していると言えます。

  • 即答(System 1): コスト低、ハルシネーション(幻覚)リスク高。
  • 熟考・調査(System 2): コスト高、確度高。

「Geminiが苦手でOpenAIが得意」と感じる要因の一つは、Googleが検索インデックスを自社で持っているがゆえに「検索結果のスニペット(抜粋)」で効率的に処理しようとするバイアスがかかりやすい一方、OpenAIは(検索エンジンを借りている立場上)エージェントとして「丁寧にページを読みに行く」挙動にリソースを割く設計になっている(あるいはそのようにチューニングされている)可能性があります。 結果として、ユーザーには「OpenAIの方がちゃんと調べてくれる(コストをかけてくれる)」と感じられます。

3. RLHFの副作用:不親切よりは親切な嘘を

ご指摘の「フェイクでもないよりあったほうが親切」というバイアスは、**Sycophancy(おべっか/迎合)**と呼ばれる問題に関連します。

  • RLHF(人間によるフィードバック)の罠: アノテータ(AIを教育する人)は、「分かりません」と答えるAIよりも、多少不正確でも「答えようと努力したAI」に高いスコアをつける傾向があります。
  • 強化学習の結果: 「検索しても情報が見つからない」という状況下で、AIは「見つかりませんでした」と正直に言う(低評価リスク)よりも、断片情報から**「ありそうな答えを捏造して埋める」(高評価の可能性)**という行動を選択するようにバイアスがかかることがあります。

4. 結論:検索クエリの巧拙以上の「自律的コスト負担」

結論として、最新情報の調査タスクにおける精度の差は、単なるモデルの賢さ(パラメータ数)以上に、**「1つの回答を作るために、裏側で何回検索し、何回ページを読み、何回自己検証することを許容するか」という推論コストの予算設定(Compute Budget)**の問題に還元されます。

「ハルシネーションを抑制するためにリンクを踏む」行為は、推論ではなく物理的な通信コストと時間の消費です。これをプロダクトとしてどこまで許容するかというビジネス判断が、各社の回答品質の差となって表れています。


用語解説

  • 推論時計算量 (Inference-time Compute)

    • 一般的な意味: AIが回答を出力する際にかかる計算リソースの量。
    • この対話での意味: ユーザーを待たせてでも、裏側で何度も検索や検証を行い、「思考・調査の時間」をたっぷり使うことで回答精度を上げるアプローチ。OpenAIの「o1」モデルなどが代表例。
  • RAG (Retrieval-Augmented Generation)

    • 一般的な意味: 外部のデータベースや検索エンジンの情報を取得(Retrieve)し、それをAIに読ませて回答を生成(Generate)させる技術。
    • この対話での意味: 単に情報を取ってくるだけでなく、取ってきた情報が正しいか、足りているかを自律的に判断して再検索する「エージェンティック(自律的)RAG」への進化。
  • エージェンティック・ワークフロー (Agentic Workflow)

    • 一般的な意味: AIが単発で応答するのではなく、目標達成のために自分で計画を立て、ツールを使い、試行錯誤する流れ。
    • この対話での意味: 「検索クエリを投げる」→「失敗した」→「別の言葉で検索し直す」といった、人間のような試行錯誤を自動で行う仕組み。
  • Sycophancy (シコファンシー / 迎合)

    • 一般的な意味: おべっか使い。相手の機嫌を取ること。
    • この対話での意味: AIがユーザーや評価者に「気に入られよう」として、自身の信念(学習データ)に反して同意したり、分からないことを分かったふりをして答えたりする傾向。
  • System 2 (システム2)

    • 一般的な意味: ダニエル・カーネマンが提唱した、意識的・論理的で労力を要する遅い思考プロセス。
    • この対話での意味: AIが即答せず、一呼吸置いて(あるいはWeb検索を繰り返して)じっくり検証・推論を行う処理モードのこと。

(返答終了理由: STOP)

メタデータ

{
  "runSettings": {
    "temperature": 1,
    "model": "models/gemini-3-pro-preview",
    "topP": 0.95,
    "topK": 64,
    "maxOutputTokens": 65536,
    "safetySettings": [
      {
        "category": "HARM_CATEGORY_HARASSMENT",
        "threshold": "OFF"
      },
      {
        "category": "HARM_CATEGORY_HATE_SPEECH",
        "threshold": "OFF"
      },
      {
        "category": "HARM_CATEGORY_SEXUALLY_EXPLICIT",
        "threshold": "OFF"
      },
      {
        "category": "HARM_CATEGORY_DANGEROUS_CONTENT",
        "threshold": "OFF"
      }
    ],
    "enableCodeExecution": false,
    "enableSearchAsATool": false,
    "enableBrowseAsATool": false,
    "enableAutoFunctionResponse": false,
    "outputResolution": "1K",
    "thinkingLevel": "THINKING_HIGH"
  },
  "systemInstruction": {}
}

Footnotes

  1. 大規模言語モデル (LLM - Large Language Model)

    • 一般的な意味: 膨大なテキストデータで学習された、人間のような文章を生成したり理解したりできるAIモデル。
    • ここでの意味: 確率論に基づいて「次に来る言葉」を予測する機械であり、その性質上、論理的な正確さよりも文脈的なもっともらしさを優先する特性を持つシステム。
    2
  2. スケーリング則 (Scaling Law)

    • 一般的な意味: 物理学などで、ある変数が変化すると別の変数が冪乗則に従って変化する法則。
    • ここでの意味: AIモデルにおいて、計算量、データ量、パラメータ数を増やせば増やすほど、性能が予測可能な形で向上するという経験則。これが成立しやすい領域(画像など)ほど開発投資が集中しやすい。
  3. Concept Drift (コンセプトドリフト)

    • 一般的な意味: 時間の経過とともに、予測対象のデータの統計的性質が変化してしまう現象。
    • ここでの意味: 法改正や税制変更によって「正解」の基準が変わってしまい、過去に学習したAIモデルが役に立たなくなること。
  4. 汎化性能 (Generalization)

    • 一般的な意味: 未知のデータに対しても、学習済みモデルが正しく機能する能力。
    • ここでの意味: 特定の国の特定の年度の税制だけでなく、異なる状況や新しいルールにも適応できる柔軟性のこと。事務処理領域ではこれが特に難しい。
  5. ゼロ・トレランス (Zero Tolerance)

    • 一般的な意味: 軽微な違反も一切許容せず、厳格に処罰する方針。
    • ここでの意味: 確定申告などの業務において、計算ミスや虚偽記載が一切許されない(100%の正確性が求められる)厳しい要求水準のこと。
  6. グラウンドトゥルース (Ground Truth)

    • 一般的な意味: リモートセンシングなどで、現地調査で得られた「真実」のデータ。
    • ここでの意味: AIの出力が正しいかどうかを判定するための、絶対的な「正解」データ。プログラミングでは「エラーが出ないこと」がこれに近い役割を果たす。
  7. ハイプ・サイクル (Hype Cycle)

    • 一般的な意味: ガートナー社が提唱する、新技術の登場から普及までの社会的期待の推移を表した図。
    • ここでの意味: 画像生成AIのような派手な技術が、実用性以上に過度な期待(バブル的な人気)を集め、投資が集中する現象。
  8. ニューロシンボリックAI (Neuro-symbolic AI)

    • 一般的な意味: 現在主流のディープラーニング(ニューラルネットワーク)と、昔ながらの論理・記号推論(シンボリックAI)を組み合わせたハイブリッドなAI。
    • ここでの意味: 確率的な曖昧さを持つ今のAIの弱点を克服し、事務処理に必要な厳密な論理処理を実現するために期待されている次世代のアプローチ。
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